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衣畑整骨院

健康ブログ

当院での症例や日常の様々な症状について取り上げます。
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交通事故によるむち打ち症を克服~自然治癒力を呼び起こす~

  • カテゴリ: むちうち
  • 投稿日時: 2015年3月5日 1:43 am

kokuhuku

交通事故は毎日どこでも起きている

はじめに、この記事を書くにあたって、先に皆さんにお話したいことがあります。交通事故は車を運転している人だけが遭遇するものではありません。自転車に乗っている人、道路を歩行している人、すべての人が遭遇する可能性があります。
警察庁が発表した平成25年度交通事故件数は62万9021件。単純に計算しても一日全国各地で1723件もの交通事故が発生していることになります。交通事故に遭わないように気を付けることはもっとも大切なことですが、予期せず事故に巻き込まれることもあるのです。
人身事故、物損事故いずれにせよ事故が起きたときに身体にはどのようなことが起こるのか、どのような治療法があるのか、早期治療がいかに大切かをこの記事で知っていただけたら幸いです。
当院では交通事故に関する法的なアドバイスもいたします。患者様が治療に専念できるように心も身体もサポートいたしますので、不安に思ったことなどは、お気軽にお尋ね下さい。

むち打ちとは?

むち打ち(ムチウチ、むちうち)はよく耳にする言葉ですが、正式名称は「外傷性頚部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)」と言います。
この呼び名は第一次世界大戦ごろにはすでに存在していたようです。なぜこのような名前になったのかというと首の動きが関係しています。
当時、戦闘機に乗り込むパイロットに首の痛みやしびれ・頭痛や吐き気といった症状が続出しました。飛行機の急発進する時の加速と、着陸時の急減速による衝撃が首に強くかかった事が原因でした。
まるでムチのようにしなって打つ姿のようであることからアメリカの医学者が名付けたことが始まりです。
日本でむち打ち症患者が出始めたのは、さらにその後の高度成長期です。自動車産業が盛んになり、車を所有する人が増えていくと同時に交通事故が続出しました。
まだ運転に慣れていない為、追突が多かったのです。その頃のむち打ち症は治療方法もなく、不治の病と言われていたほどでした。

むち打ち症には種類がある

自動車産業の発展に伴い急増していったむち打ち症。軽症のものなら1か月半~3か月程度で完治しますが、中には難治性のものが存在します。

頸椎捻挫型(けいついねんざがた)
むち打ち症の約7~8割が頸椎捻挫型です。頸椎の周りの筋肉や靭帯・軟部組織の損傷が多く見られます。首や肩の可動域が制限されることもあります。
神経根症状型(しんけいこんしょうじょうがた)
背骨の神経が首のしなりにより大きく引き伸ばされることで起きる症状です。咳やくしゃみをしたり、首や肩を一定方向に引っ張った時に痛みが強まります。首の痛みに加えて腕手足の痺れ・後頭部の痛みや顔面痛なども現れます。
バレー・リュー症状型
後頚部交感神経が刺激されて起こる症状のため、別名「後頚部交感神経症候群」とも呼ばれます。この神経は自律神経です。内臓の動きをつかさどる神経なのでめまいや耳鳴り、難聴、目のかすみ、眼精疲労、記憶力・集中力の低下、胸の圧迫感などが現れます。
根症とバレー・リュー症混合型
根症の症状に加えて、バレー・リュー症の症状も合併して現れます。ひどい場合は嘔吐も伴います。
脳脊髄液減少症
事故で一時的に髄液圧が急上昇しその圧が下方へも伝わって腰椎の神経根にもっとも圧がかかり、くも膜が裂けると考えられています。症状は多彩で不定愁訴がそれに該当します。天気や気候の変化で症状が変わったり、内臓関係にも不調がでたりします。
脊髄症状型
頚椎の脊柱管を通る脊髄が傷ついたり、下肢に伸びている神経が損傷されて下肢の痺れや知覚障害、歩行障害などが起こります。尿や便がでにくくなるケースもあります。

むち打ちから引き起こされる症状

むち打ち症は様々な症状が現れます。首の痛みだけを訴えて来院される患者様はほとんどいらっしゃいません。首の上半分は神経の中枢センターである脳に直結しています。自律神経失調症やうつ病・パニック障害など首の痛みとは関係がないように見える症状も引き起こされます。
自覚症状は多くは交通事故から2、3日後に現れますが、場合によっては1週間後ということもあります。そうなるとご自身も一体何が原因でそうなったのかが認識できないことも少なくありません。そのまま内科にかかってしまうと、むち打ち症とは全く別名の診断になり、お薬を処方されることになります。
しかし、それでは根本的な治療にはなっていないため、上記でもお話ししたように何年も病院にかかり苦しむことになります。
精神的な辛さはなかなか周りに理解してもらえないためにさらに自分を追いつめてしまう方もおられます。適切な処置、手当てがされないまま時間が過ぎて行ってしまうとますます悪循環です。
もし今、辛い症状でお悩みの方は是非当院へご相談ください。東洋医学には心身一如という言葉があります。心と身体は一つです。事故によるケガのケアと心のケアを同時に行うことが日常生活をスムーズに送る鍵になります。

早期手当がとても重要

交通事故の直後というのは人はなかなか正常な判断ができないものです。また、ご自身のケガの状態がどの様になってるかも分からなくなっています。
むち打ち症(外傷性頚部症候群)のように後日痛み出すケガの場合は交通事故が原因であると気づかない場合もあります。事故後の翌日~数日後に「首が曲がらない」「首から腰にかけて痛い」「吐き気・頭痛がする」といった症状が表れたら直ちに専門家による治療が必要です。正しい手当をしなかった場合は後遺症が残るケースが多いからです。当院にも何十年も前の交通事故で、むち打ち症になりそのまま特に治療を行わなかったために、首のツライ痛みが治らず病院を転々とされていた患者様もいらっしゃいました。
慢性的な痛みになると、治療期間も長くなります。ご本人の治そうという気持ちがとても重要になってきます。

治療機関の違い

交通事故に遭った場合は首に衝撃を受けた、受けていないにかかわらず必ず病院での画像検査と専門知識のある整骨院や接骨院などで検査を受けて下さい。
自覚症状が鈍いと、そのまま放置したり我慢したりする方もおられますが、そのうち何が原因でそうなったのかが分からなくなりただの肩こり・首こりと勘違いして、マッサージ屋さんなどで押してもらい悪化するケースも多いのが現状です。
「整形外科」「接骨院」「整骨院」「鍼灸」「カイロプラティック」「整体」「中国整体院」など巷には多くの治療院がありますが、それぞれの違いが判らない方がほとんどだと思います。
決定的に違うところは「国家資格者」か「無資格者」かということです。

  • 整形外科
  • 接骨院
  • 整骨院
  • 鍼灸院

は国の指定するカリキュラムの教育機関(専門学校・大学)を卒業し、国家資格者が手当てを行っている治療院です。「医師」「柔道整復師」「鍼灸師」は医学に基づいて専門的な治療を行います。
無資格者の中には民間資格などをとられている方もいますが、基準もバラバラであいまいです。そして誰でも開業することができます。国家資格者のように十分な医学的教育を受けているとはいいがたいのです。
むち打ち症などの知識も乏しく、本来であれば専門的知識が必要な治療を行い、事故が起こったケースも報告されています。
事故直後は興奮しているため症状が出ない方がおられますが、かならず当日のうちに整形外科を受診し痛みが感じられる部分の「診断書」をもらいましょう。
そして、われわれ柔道整復師、鍼灸師の元へお越しください。

自然治癒力で回復力が早まる

むち打ち症による症状は、事故時の衝撃の違いだけでなく、年齢、体質などによっても症状の現れ方、回復時期にもとても個人差があります。むち打ち症は「筋肉組織が壊れている」状態です。
例えば、転んで膝をすりむいて出血すれば、そこにはやがてかさぶたができ、徐々に組織が元に戻っていくように、回復には絶対的に必要な時間があります。
ですが、その状態で、デスクワークなど首に負担のかかる仕事をしながら治療を行う場合などは治り方にも差が出ます。しかし、日常生活への復帰ができることが私たち国家資格者の使命です。
私は患者様お一人お一人の損傷の程度を診察し、経験によって培った感覚を駆使し治療します。事故直後の炎症期には極力安静にし、冷やすこと(アイシング)が大切ですが、その後の回復期には温めることも必要になってきます。その回復期の見極めも自己判断は危険です。間違った自己流の治療を行うとせっかくふさがりはじめたかさぶたが取れ傷口がまた開くことになります。
なお、当院では自賠責保険適用患者様には、無料で鍼灸治療・オステオパシー(アメリカの医療現場で実際に使われている手技療法)治療も同時に施療させていただいております。
交通事故治療では、治療の質・技術が非常に重要です。鍼灸治療やオステオパシー療法は本来人間が持っている自然治癒力を最大限に引き出し、症状の緩和・治癒につながります。

“良くなるんだ”という気持ちの大切さ

交通事故治療を長年行っている中で「治す」目的から「通う」ことへ気持ちが偏ってしまう方がおられました。
いつか治る、誰かが治してくれるという考え方は治療効果に影響します。逆に一日でも早く治したいという患者様は症状の改善スピードも早いのです。
私は治したいという一身で懸命に治療に取り組みます。これは患者様に必ずお話しすることですが、是非「必ず良くなるんだ、元気になるんだ」とご自身でも口に出しておっしゃってください。
交通事故に遭われると、その恐怖感により心身症を併発される方も多くいらっしゃいます。当院では中国の気功法等も併用し心のケアも行っております。