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衣畑整骨院

健康ブログ

当院での症例や日常の様々な症状について取り上げます。
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舌がピリピリヒリヒリそれって舌痛症かも?

  • カテゴリ: 舌痛症
  • 投稿日時: 2015年3月2日 1:14 pm

sitaita

舌の違和感・痛みに気づいたら

舌の表面上には何も異常が見つからないのに、ピリピリヒリヒリすると言って来院される患者様がいます。
場合によっては痛いと訴える方もおられます。皆さん、あちこちの病院を転々とされ当院へいらっしゃいます。
この病気は「舌痛症(ぜっつうしょう)」といいます。聞き慣れない言葉かもしれませんが、患者数は年々増加傾向にあります。
特に女性によく診られ、50代~70代の年配の方が多く発症します。症状は上記で挙げたとおりですが、常に感じるわけではありません。
食事中や友人と会話しているときなど、他のことに意識が集中していると表れにくいという特徴があります。舌に傷があったり、炎症が起こっているわけではないので、
冷たいものや熱いものを食べてしみるということもありません。

ホルモンバランスと心の関係

舌痛症は西洋医学でまだ原因がはっきりと分かっていない病です。ビタミン不足・亜鉛不足・貧血・糖尿病・口腔内の乾燥・カンジダ等がよく挙げられますが、これには該当しない方がほとんどです。
そして、舌痛症の患者のうち2~3割程度の人は心療内科で抗うつ剤を処方されることにより鎮痛効果が診られています。
50代~といえば女性は更年期に入りホルモンバランスが崩れます。自律神経の乱れは心身にとても影響を及ぼします。

心理的要因が助長する?

もともとの性格も舌痛症の発症に関係している可能性があります。

  • 神経質なところがある
  • 几帳面まじめとよく言われる
  • 心配・悩み事が多い
  • 仕事のストレスが過度に溜まっている
  • 気分の浮き沈みが激しい
  • 周りの影響を受けやすい
  • 失敗を引きずりやすい

こういった性格が該当する方も発症のリスクが高いと言えます。心の問題が舌痛症となって身体に現れているのです。
症状が痛み・ヒリヒリ感を覚えるために舌のがんなど重い病気と勘違いしてしまう方もおられます。恐怖があたえる心への負担はかなりのものです。
特に辛いのは「痛みを人に理解してもらえない」ということです。ご家族に訴えてもそれほど大したことではないと思われたという患者様も多いのです。

食事が影響している?

舌痛症の患者様の味覚は通常の状態と変わりません。普段の偏った食生活のせいで舌がおかしくなったのか?と質問されたことがありますが、そのような患者様の舌は舌苔が分厚く唾液に粘りがあります。ですが、そのような所見はあまり診られませんでした。

舌痛症と合併して発症しやすい病気

別記事でまた詳しく取り上げますが、舌痛症と同時に発症しやすいのは「線維筋痛症(せんいきんつうしょう)」です。線維筋痛症とは他の異常が認められないにもかかわらず、一定の場所を押すと強い圧痛があり、それは日常生活にも支障をきたすほど症状が表れている病です。消化器系の障害も起こっている場合もあります。
また、うつ病・自律神経失調症も合併されている場合がほとんどです。

東洋医学的解説“舌は心の鏡”

東洋医学では「舌は心の鏡である」と言われています。心に憂いがあれば、心膜(心臓を包んでいる膜のこと)に異常が起き、それが舌にも影響します。
患者様を診察すると舌は肥大し、気虚(慢性的に疲れがたまりエネルギー不足になっている状態)になっています。こういった状態のときは身体のある一定の場所に強い圧痛があります。
睡眠にも障害が出るために頭蓋骨の動きも悪く頭もスッキリしていません。このような方には気を補う治療が必要です。

治療例 66才 女性 出産経験あり 突然舌のヒリヒリ感を覚えて来院(特に思い当たる原因がない)

これまでに大きな手術をされたこともなく、健康だったそうですが、母親の介護をすべて一人ですることになってからは精神的に負担が大きかったようです。舌の症状で困り病院を転々とされ最後に当院を訪ねて来られました。まずは、問診で睡眠が十分にとれているか、便秘や下痢などの症状がないかなど伺いました。触診では頭蓋骨の動きが悪く、頭部の感触はブヨブヨしていることがわかりました。舌診では気虚の症状が出ていることが確認できました。また、私の経験から発見した反応点に圧痛があり、総合的に診た結果精神的なものから来たヒリヒリ感であると判断し治療を行いました。3回目の治療でほぼその症状が消失し、4回目で治癒しました。

治療例 73才 女性 出産経験なし 入れ歯の治療後舌のズキズキ感を覚えて来院

この方の場合は、入れ歯の治療後にということでしたので、一度歯科へ行っていただきました。まれに、治療器具が舌に当たりそのような症状がでている場合があるからです。ですが、歯科では特に異常が見受けられず、再来院されました。月に2回、おおよそ3か月の治療で症状が緩和され、治癒しました。

治療例 78才 女性 うつ病で1か月入院するも舌の痛みが治らず来院

身体を動かすことも難しくなり、舌の痛みも発症。国立病院で訴えたところ、うつ病と診断され1か月入院。しかしその間に舌の痛みが治ることはなく退院。この方は特に気虚の症状が強く表れていたため、気を補う治療を集中的に行いました。週に2~3回続けてお越しいただき1か月で軽快しました。最初は歩くこともままならない状態でご家族に支えられて通院されていましたが、1か月後にはお一人で散歩ができるまでになられました。

長年の治療経験から

私の院は今年で24年目になりますが、舌痛症・線維筋痛症が世間に取り上げられる以前から体のあちこちに痛みを訴える患者様は心身の状態が深くかかわってると考えて治療にあたってまいりました。
結果100例以上の症例に出会うことができ、治療の経験が積めました。そして、その中で舌痛症・線維筋痛症などの精神的なものから身体の痛みが出ている病気に対して効果的な特効穴(ツボ)を発見いたしました。私としては、一人で抱え込まず、このような病名があることを知っていただき、早めに治療に専念されることをお勧めいたします。
ぜひ当院で東洋医学の英智をご体験ください。