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衣畑整骨院

健康ブログ

当院での症例や日常の様々な症状について取り上げます。
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不眠2

  • カテゴリ: 不眠
  • 投稿日時: 2011年6月3日 6:43 am

akubi

不眠とは常に睡眠が不足することを言います。軽症のものでは寝つきが悪い、すぐに目が覚めてなかなか寝付けないなどを訴え、重症のものでは夜通し眠れないなどの症状を訴えます。

東洋医学では、不眠の原因を大きく4つに分けて考えています。

(1)心脾両虚による不眠

過度の思慮、心労、体の疲れは心臓系、脾臓系(西洋医学的には消化器系)を損傷しやすい。
そのために心臓系統を損傷して精神の安定を図れなくなる。
また、脾臓系統(消化器系)を損傷(気血の生成が悪くなり)心臓の栄養ができなくなり、
精神不安となることから不眠が起こる。

※東洋医学では心臓が精神を司るところ、となっている。

※心脾両虚による不眠以外の症状
入眠困難。多夢。目がさめやすい。動悸。健忘。汗をかく。精神疲労。
顔色がさえない。上腹部のつかえ。
(2)心腎不交による不眠

過剰な性生活、慢性病により腎臓系統を損傷すると、心臓系統と腎臓系統の具合が悪くなり
相互に失調し心腎不交となる。
また五志過極(怒・喜・思・憂・恐を五志といい、この五つの感情が極まった状態)により、
心臓の機能が亢進しすぎると心臓系統と腎臓系統の具合が悪くなり心腎不交となります。

※1)心腎不交-胸部がほてってむかむかする。
失眠。夢を多く見る。性ちゅう(心臓が激しく拍動する)
心悸(心臓の動悸が高ぶり、心臓部に不安感のある病証。心臓の機能性の問題で
あるのに対し、性ちゅうは心臓の器質性の問題があり、病状が重い)
遺精。ノイローゼや虚弱体質の病人に多い。

※心腎不交による不眠以外の症状
虚煩2)・不眠・または少し眠ると目が覚める。五心煩熱(胸・手・足がほてる)。
盗汗(寝汗)  口や喉が渇く。めまい。耳鳴り。腰・膝が。だるく力が入らない。
(3)痰熱による不眠

飲食の不摂生により胃腸を損傷して食滞(飲食で傷めた発病原因で引き起こす急性消化不良の病症)
が起こり、これが改善しないと痰熱が生じる場合がある。
痰熱により、胃の機能が衰え、精神に影響すると不眠が起こる。

※痰熱-体液が体内で化熱変化して生成されたもので、これが様々な病気の源のひとつと
東洋医学では考えている。

※痰熱による不眠以外の症状
眠りが浅い。多夢。よく目が覚める。
胸苦しい。上腹部のつかえ。げっぷ。眩しい。
(4)肝火による不眠

抑欝や激怒により神経を消耗し、肝機能が悪くなり気鬱4)という病態を生じる。
この状態が改善されないと精神機能に影響し不眠が起こる。

※肝火による不眠以外の症状
入眠困難。頭痛。めまい。煩躁4)
怒りっぽい。目が赤くなる。耳鳴り。口苦い。脇痛。

※4)気鬱・肝火・肝鬱―肝臓には体外から取り入れた食物の栄養分を体内に気血として蓄え、
気を体内に発散させる機能がありますが、気を体中に発散できずにいると気鬱になります。
又、気の発散がうまくいかず肝の中に充満しすぎると化熱し、東洋医学でいう肝火となり、
怒りっぽくなってしまいます。

※2)虚煩・4)煩躁―胸の中がほてって熱くなり苛立ち、手足をばたばたさせて落ち着かない事
―――あなたの不眠は東洋医学でいう(1)~(4)のどのパターンになるのでしょうか。
次回はそれぞれのパターンの不眠の解消法となるツボ療法をご紹介いたします――